でも改めて見てみると、最後の記事から二年以上も開いているって、
ちょっとあんまりですよね。。。
というワケで、メインブログに書くほどでもない、
でもちょっと誰かに報告したい、
そんな出来事を書いてみたいと思います。
あの、初めにお断りしておきますが、
「怖い話」です。
ぼくが経験した怖さを、多くの人と分かち合うことによって
少しでも小さくしようと、ま、そんな了見で発表したいと
思ったのですが、
「お前の怖さのシェアなんかいらんわ ! 」
と思われる方もおられると思います。
というか、それが正常な反応だと思います。
なので、ぼくの経験した怖さを分かち合っても良いぞ、という
心の広い方だけお読みいただければと思います。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、
何の話かと言いますと、タイトルですでにネタバレしていますが
金縛り
の話です。
金縛り自体は皆さん経験されている方も多いと思いますし、
科学的にも「睡眠麻痺」として、霊的なものとは関係ナッシング、と
言われていますが、やっぱり怖いものですよね。
ぼくの金縛りに対するスタンスは、
「怖いけれど霊的なものとは無関係、だろう、であってほしい」
というもので、金縛りにあっても、
「ああ、またか。最近不規則な生活してたからなー」
と、そのまま寝てしまうという程度のものでした。
よしんばお化けが乗っかって怖がらせてやろうとしていたのだとしたら、
本当に乗っかりがいがなかったことでしょう。
そんなぼくがこの間、久し振りに金縛りにあったんです。
まず、その時見ていた夢の内容から説明しますと、
ぼくは豆電球が点いているくらいの暗い部屋にいて、
そこからさらに暗い、真っ暗闇の部屋へと行こうとしていました。
その部屋は真っ暗なので、両手を前に差し出して一歩足を踏み出したんですが、
その途端に、暗闇の中から伸びて来た手に、
がっしと両手をつかまれたんですよ。
どうです、もうこの段階でホラー映画でしょ ! ?
で、手をつかまれた瞬間、その手の主の意図がわかりました。
夢の中のぼくの眉間には、3ミリあるかないかくらいの
小さなイボのようなものがあったのですが、
その手の主は、そのイボを、爪でガリっとえぐり取ろうとしていたんです。
(痛いイタイイタイ ! )
ぼくは、そのイボに傷をつけられると、廃人になってしまう、
取り返しのつかない、とにかく大変なことになってしまう、
ということを知っていたので渾身の力で抵抗しました。
なんとなく、眉間にあるイボは「第三の目」で、
暗闇から伸びて来た手は、ぼくの第三の目を
潰そうとしているのだと感覚的にわかりました。
金縛りにあっている時というのは、大抵力が入らないもので、
その時も、腕どころか体全体に力が入らなかったのですが、
謎の存在に大切なイボをガリっとえぐられるのは絶対いやだったので、
それはもう必死に抵抗した挙句、ようやく
「フンガ― ! ! ! 」
とばかり、漆黒の闇から伸びてきた手を振りほどくことが出来、
夢からも醒めました。
いつもなら、
「あー。あーコワカッター。夢で良かったー」
と、また数分で眠ってしまうのですが、
今回はちょっと違ったのです。
怖い夢を見て目を覚ました時によくあると思うのですが、
部屋の暗闇の中に何かが息を潜めてこちらをうかがっている、
そしてヘタに動くと「それ」が飛び掛かってくる、
そんな雰囲気がそれはもう濃厚に、部屋中に漂っていました。
そしてこれが初めての経験だったのですが、ちょっとおかしいな、と
思うくらいに、足が冷えていたのです。
それだけではなく、こんなの初めてなくらい心臓がドキドキして
呼吸もおかしくて、肉体的にもかなりダメージを受けているようでした。
これはちょっと・・・このままにしといたらアカンやつかもしれん
遅ればせながらそう感じたぼくは、出来る限りのことを
しようとしました。
さて、かなり長くなりましたので、何をしたのかは
次回に続くとさせてもらいます。
つづくー。