2017年03月17日

中津・わが街

うわっと!

前回、このブログに記事を書いたのが、もう去年だとは!

・・・でもまぁその分、本家ブログで頑張ってたし(そうか?)
あぁそうだ、それよりなにより、十二星座別の毎月のメッセージの動画を
作り始めたりしたし、去年に比べて色々と忙しかったんだよね、そうだよね。

でもまぁ三ヶ月以上も放置というのはあんまりなので、
今日あったネタでも。

以前から言ってますけど、ぼくは中津という街が大好きです!

高校時代、まだカンテ・グランデが二階建てで、
アジャンタ・エローラの石窟寺院なみに怪しさ満載だった頃から通い詰めてたし、
ぼくにとっては思い出がいっぱいの街なんです。

で、今日は、久し振りに中津の街をぶらぶらと探検して来ました。

以前、「TORA」のテナントがあったあたり、
現在の事務所から徒歩三十秒にも拘らず、なかなか足が向かないんですよねー。

懐かしい店もあり、新しくなった店もあり、
ほんのちょっとしか経っていないのに、とても懐かしかったです。

中津の好きなところは、へんてこりんなお店がひょこっとあるところ。

こんなマニアックなお店、やっていけるの?
と、ひとごとながら心配になるようなコアなお店が存在しています。

その第一弾がコチラ。

IMG_3771.JPG

はい、その名の通り、「アボカド屋」さんです。

画像にありますが、アボカドの種が0円で、
芽が出たものは、100円売られています。

このお店、ぼくも一度だけ入ったことがあるんですが、
とにかく経営者の方のアボカド愛がハンパなくてですね。
アボカドの種が欲しいというと、冬だったにもかかわらず、
冷たい水の中に手を突っ込んで、芽が出そうな種を選んでくれ、
種の上下の見分け方、植え方、さらには、アボカドの上手な切り方から
きれいに種を取り出す方法まで、それはもう熱く語っていただきました。

ぼくの友人は、ここで「3日後にちょうど食べごろになるヤツを」
と言ったところ、本当に3日後に食べごろになるのを選んでくれて、
さらに傷つけない持ち方まで教えてもらったと感動しておりました。

フェイスブックでこのお店のことを書いたところ、
結構多くの方(なんと2名も!)から「ジュースが美味しい」とか
「長いこと行ってない」といった反響があり、
そんなに有名なのかなぁと調べてみたところ、
なんと「食べログ」にまで紹介されているわ
フェイスブックのページもあるわで、
やはり知る人ぞ知る人気店のようでした。

食べログのページ

中津にお越しの際は、ぜひ立ち寄られてはいかがでしょうか。
アボカド料理のレシピがたっくさんあって、
自由に持ち帰れるのもうれしいですね。
ホント、経営者さんの「アボカドの素晴らしさを全世界に広めたい!」
という熱いアボカド・エヴァンゲリストっぷりが感じられて素敵です。

IMG_3772.JPG

さて、もう一軒、新しく出来たとおぼしき、面白いお店を発見したのですが、
そちらはまた次回に紹介させていただきますね〜。
posted by 和矢 at 00:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月26日

クリスマスにクリスティを

ここしばらく、「よいこの毒草入門」ばかり書いていて、
しかも最後の更新が9月末という、恐ろしいことになっていました。
本当に3ヶ月なんてあっという間ですね。
これじゃあ1年があっという間なのも、さもありなんです。

さて、もう過ぎてしまいましたが、昨日はクリスマスでした。

そして、クリスマスと言えばクリスティです。

いや、これは洒落でもなんでもなくて、
ミステリの女王、アガサ・クリスティ在命中は、
毎年クリスマス・シーズンに「クリスマスにクリスティを」
というキャッチフレーズで、新作が発売されていたんですよ。

で、ぼくも久し振りにクリスティを引っ張り出して、
読んでみました。

あ、コチラのブログでは言ってなかったかもしれませんが、
ぼくは日本では宮部みゆき、海外ではクリスティの大ファンなのですよ。
クリスティに至っては、80数冊の作品をほぼ読破、
トリックも犯人も、ほぼ覚えているにも関わらず、
何度も読み直してはぐすぐす泣いたりする、というマニアっぷりです。

その中でも、特に好きなのがこれ!

IMG_3411.JPG

『象は忘れない』

いまは文庫で出ていますが、リアルタイムで買ったため、
なつかしのハヤカワ・ミステリなのがまたいい味出してます。

この作品は、クリスティの晩年も晩年の作品で、亡くなる数年前の作品です。
次作の『運命の裏木戸』が、女史の実質最後の作品となったわけですから。
(その後、『カーテン』『スリーピング・マーダー』が
発表されていますが、それらの2作品は、女史が元気なころに書かれ、
死後発表するようにと、生前に指示されていたものです)

クリスティの作品と言えば、孤島に集められた10人が、
全員「殺害」されてしまうという、よくもまぁそんな設定を
考えたなぁという『そして誰もいなくなった』や、
「フェアか、アンフェアか」で話題となった『アクロイド殺し』が
有名です。

また、それらがあまりにも衝撃的だったため、
少し影が薄くなってしまっていますが、
映画にもなった『オリエント急行殺人事件』
『ABC殺人事件』『三幕の殺人』など、
「うわやられたぁ!」というトリックの作品も多いのですが、
晩年の作品は、かなり色合いが変わって来ます。

そして、ぼくが好きなのは、どちらかというと、
トリックは派手ではないけれど、何か心に染み入るものがある、
晩年の作品なんです。

それらの作品に共通しているのは、「過去の犯罪を扱うケースが多い」
ということ、そして「犯罪の動機が『愛』である」ということです。

この『象は忘れない』で扱われるのも、
一応は決着がついたようになっている、老夫婦の心中事件です。
その当時の関係者から話を聞き、真相を探っていくわけですが、
その動機は「愛」であり、遺産や保険金などの金銭は絡んで来ません。

また、この作品と同じくらい大好きな作品に
『五匹の子豚』というのがあるのですが、
その作品も、十五年前に決着がついた、しかも犯人が罪を認め
獄死している、という形で決着のついた殺人の真相を探る、
というものです。

十五年前、殺人の起きた日に、その場に居合わせた五人の人物の供述と
レポートから「真犯人」を探るわけですが、
この作品を初めて読んだときには衝撃を受けました。

犯人は、もちろん意識的に嘘をつきます。

そして、そうでない人間も、無意識のうちに他人の言動を
ジャッジした言葉を吐きます。
あの人がそんなことをするはずがない、という前提のもとに
証言をしたり、かと思えば疑わしいと思っている人間の行動は
思わせぶりに証言をしたりするわけです。
それは「嘘」ではないかもしれませんが
「真実」でもなく、捜査を混乱させます。

アリバイだの、遠隔で殺人を犯すトリックなどよりも複雑な、
「心理トリック」とでもいうのでしょうか。

そして、真実が明かされたとき、
なぜ被害者は殺されなければならなかったのか、
なぜ加害者は殺人を犯さなければならなかったのか、
を考えると、様々な形の「愛」が見えてきます。

あぁ、こんなことを書いていると、また読み返したくなってきました。

皆さんも、クリスマスは過ぎてしまいましたが、
年末年始にクリスティ、いかがですか?




posted by 和矢 at 07:04| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月30日

よいこの毒草入門・5 彼岸花

こんにちは。

ずいぶんと間が空いてしまいましたが、この世に毒草がある限り
「よいこの毒草入門」は不滅です!

そしてまた、うれしいことに、先日は
「『よいこの毒草入門』が大好きです」
と言ってくださる方にお会いしたり、
昨日は昨日で、
「ニラと間違えて庭に植わっていた○○を食べ、唇がぴりぴりした」
(〇〇については、また改めて書くので、いまのところヒミツ)
などという経験談をお聞きしたりと、これはもう
毒草の神さまに、

なにをしているのです。早く「よいこの毒草入門」を書きなさい。

と背中を押されたような気がしました。

そしていま、ちょうどタイミングよくあちこちで見かける、
美しい毒草のシーズンでもありますからね。

その美しい花というのは・・・

そう、いまのシーズンにピッタリの、彼岸花です。

彼岸花.jpg

ちょっとこの「彼岸花」について調べてみたんですが、
名前がたっくさんありましてね。

それも、

「死人花」「地獄花」「幽霊花」「捨子花」「剃刀花」

などと、よくもまぁこんなに不吉な名前をというくらい
薄気味悪い名前のオンパレードです。

そして、この彼岸花、花全体にリコリンやガラタミンなど
約20種の有毒アルカロイドをもっています。

その毒は特に球根に多く含まれ、毒抜きせずに食すと、
30分以内に激しい下痢や嘔吐に見舞われ、
ひどい場合は呼吸不全や痙攣、中枢神経麻痺といった
深刻な症状を引き起こします。

とはいえ、リコリンの致死量は10g、
球根1gあたりに含まれているリコリンは約0.15mg、
ガラタミンは0.019gと言われていますので、
がっつり食さない限り、重篤な症状に陥る危険は
あまりないと言えるかもしれません。

けれど、百合根などと間違えて、煮物などにしてしまうと
大量に食してしまう可能性もないとは言えませんので、
注意は必要ですね。

で、この彼岸花、畑の脇や、あぜ道、土手、お墓などに
生えていることが多くないですか。

これには理由があって、毒のある彼岸花の球根を植え、
モグラやネズミ除けにしていた名残なんです。
毒草も使いよう、ということですね。

こういう心温まるエピソードを聞くと、
ぼくの毒草愛はいやがうえにもたかまってしまうのです。

HiganW2.JPG

そしてこの彼岸花、赤だけでなく、白い花や黄色い花もあります。

「秋」に咲く、死んだ人を想い起こさせ、「悲しい」気分にさせる
「白い」花、五行で言えば、「金」の象徴のような花ですね。


posted by 和矢 at 01:30| Comment(0) | 園芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする